日本は自給自足の国だったこと

日本は自給自足の国だったこと

日本の歴史は、明治までは江戸時代も含めて戦国の武士の時代ということが中心に教えられますが、最近考えてみると、明治として開国するまでは、この国は自分の国内で自給自足をして生きてきたのだ、と別の感動を受けます。

 

今、この国の問題をエネルギーだの輸出や輸入が中心に考えられていますが、明治という時代になるまでは、日本は石油も電気も車も鉄道もないそんな中でも高い技術や文化を持っていた世界でも驚くべき国だった、という事に気づかされます。
多少の貿易はあったとしても、すべては、自国の中で賄う事ができたことを思い出すことが必要ではないでしょうか。

 

この国の中にあるものを使っていろいろな知恵を使って、工夫し技術を高めて、素晴らしいものを作ってきたし、そんな文化の中で暮らしていたという事は、日本の誇るべきことではないかと思います。

 

生産者と町の生活がうまく循環していたという事は、エネルギーも自然を利用して作られていたという事にもなります。電気もガスもなく、車や電車がなくても、高い文化を創り出してきた先人の知恵は、本当に評価されてきたのでしょうか。もう一度しっかりと歴史を見直して、権力者や争いの歴史ではなく、本当に学ぶべきことを拾い出していく必要を感じます。

 

町の人の糞尿を引き取って農地に運び、そこで生産した作物を売りに街に運ぶ、その循環がうまくいっていたと聞きます。
そういう生活であっても高い文化を誇っていたという事は、本当に驚きではありませんか?

 

日本の持つ本当の力を、せっかく歴史という時間を取って学校で教えていながら、大切なこの国の本当の価値を伝えてこなかったことは、この国の教育のおろかな間違いです。
日本の国を支えてきた本当の力は、この循環社会があったことではないか、と思う毎日です。